なぜか思い出した25年前の1986年。伊豆大島の三原山が噴火したことがあった。ある程度は予測されていたかも知れないが、この時には、わずか半日のうちに1人の犠牲者を出すこともなく、全島住民の移動が完了した。 これは、島住民の団結力、指揮の徹底などいろいろな理由があったろう。 ふと、思い出してしまった。 青年ならば、あるいはある国ならば、主義主張は人命より重いかもしれない。 しかし赤ちゃんの私は、そうは考えたくはない。