里の野にも春の兆し | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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ふきのとう。
今年になって初めての出会い。

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昨日から、アメブロのブロガーさん(沙羅さん)の歌会がスタートした。

この歌会、ちょいと小粋な八兵衛さんの紹介記事を読んでからは、毎回参加させていだだいている。
沙羅さんの人柄、記事柄もあって、毎回100歌を超える大盛況の歌会だ。

最近は、私も常連になりつつあるが、だいたいがひねり歌であり、短歌にほど遠い。
が、今回は、少し真面目な歌も作ってみた。
折り句といい、“ふきのとう”を頭に入れて詠むものにチャレンジ。


★春一番

ふ:吹き荒れし
き:昨日の嵐
の:野は忘れ
と:遠き山にも
う:うららか日差し


(お笑いネタで図書代を浮かしていた私は、この手はあまり好みではない。自分の柄に合わぬと分かっているから、背中が痒くなるのである。だから歌会ではひね爺役である方が、大変居心地がいい)

ところで、昨日は白梅紅梅など、名だたる春の花に登場してもらった。
が、今回は道端や草むらにありながらも、必死に春の到来を告げている面々に出ていただこう。





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都会では考えられない、こんな鉄板橋のある小川の土手には、ナタネ(アブラナ)の花が咲いていた。


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さらに、顔だけ出したセイヨウタンポポ。


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ホトケノザも、満開である。


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小さいながらも青色が目立つ、オオイヌノフグリ。


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晩秋には、真っ赤な実を付けていたカラスウリ。


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さて、下の写真を見てください。中央やや上に、紫がかった長楕円形の葉が見えますか?

これは、関東の平地山では珍しいカタクリ。

私はこの花が好きだ。
葉の大きさからして、あと1ヶ月くらいで花を拝めるだろう。

すぐ近くというわけではないが、ちょっと長い散歩程度で、ここに来ることができる。
保護地域のため立ち入りはできないが、この程度の写真なら撮れる。
3月中~下旬。
1年で最も多忙な時期だが、今年こそは直に花を見てみたいものだ。




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