
私はよくわからない!派
一見同じようにみえて、全く異なるものがある。
蝶々とスズメは、空を飛んでいるから同じように見えるが、全く違う生き物であるような例だ。
しかし、人はそうした間違いを起こしやすい。
このネタも、そうしたものに似ている。
初めの方は相撲についての話題なのに、いつのまにか大相撲の話に変わってしまい、設問も相撲ではなく大相撲が国技かどうかというものになっている。
が、こうした設問は気付きにくいばかりか、へんな集計結果をもたらす。
と、かたい話をしたところで、こうした類の表現などを考えてみた。
①
○×先生は、灯台を出てナーンダ賞を受賞した。
△▼さんも灯台で学んだからすごい。
②
あなたは私たちの髪を信じたから、足の骨を折っただけで助かった。もし信じていなかったなら……。
ですから、感謝を込めて寄付をしましょう。
③
この動物は、あそこにしか生えない、あの木の新芽を食べているから風邪をひかないのです。
だから、この薬は高いけどよく効きます。
④
鉄分が足りません。
このミネラルウォーターは、鉄分たっぷりですから、貧血が改善します。
⑤
人類同士仲良くしましょう。
小さな島なら、上げるくらい大人になりましょう。
⑥
殺人を犯した方にもプライバシーがあります。
守ってあげましょう。
⑦
被害者となった方の気持ちを聞いたり、日常を追い回すのは、報道の自由です。
⑧
亡くなられた方にはお金は不要です。しかし、罪を犯した人を生かす為には、何億でも使うべきです。
いまだに、三角屋根には、亡霊がいるのですね。
ある方の記事や、新聞の切り抜き記事にびっくり。
いや、開いた口がふさがらない。
数十年前の、なんとかのカーテンの中にあるところの話や、なんとかルージュの話ではない。
実に薄気味悪い。
それらを知らない世代、つまり、ゆとり教育という技術で考えないロボット人間に作り変えられたことを知らない世代が増えたから、怖さも分からない。
ジョージ・オーエルの世界が近づいている。
悪夢であって欲しいものだ。
私は、今思えばかなり怖い経験をしているかも知れない。
が、この薄気味悪さとは、いささか違う気もする。