この記事は、ちょくちょくお邪魔虫コメントをしている、 Sみんさんの記事を参考にさせていただきました。
Sみんさん、勝手にすみません。
小学校高学年か中学校あたりで、平安時代を代表する女性随筆家として、清少納言という名前が出てきます。
ご存知かと思いますが、清少納言という人はいません。
清原なんちゃら少納言という父親の家にいるなんとかいう娘さん。
面倒なので清少納言となったわけです。
ところで、私が初めてこの名前を聞いたときには、
せいしょう・ なごん
と、切る場所を間違って覚えてしまいました。
同じようなことが、ニュースでよく知られている名前でもあります。
以前記事にした、
アウンサンスーチーさんが代表でしょう。
ビルマには苗字がないはずですから、アウンサン・スーチーとか、スーチー女史などという呼び方はないはずです。
また、これも記事にしたことがあったかと思いますが、王名表から削除されて存在が最近まで知られていなかったエジプト王、ツタンカーメン。
これも、より近い呼び方なら、
トゥットゥ・アンク・アメンです。
アメンは“隠れた”という意味があり、日本神話の天之(アメノ)に似た音であるだけでなく、意味もほぼ同じです。
日本が亡くなりそうになったのは元の時ですが、この大帝国の基礎を作ったのは、オオカミの子孫とも称されるチンギス(または、ジンギス)ハン(または、カン)。
ハンまたは、カンは汗という漢字が当てられますが、これは王のような意味合いです。
ですから、この人の名前は、チンギス・ハンとかジンギス・カンとなります。
ちなみに日本に攻めて来たのは、チンギスの孫にあたるフビライまたは、クビライと呼ばれる汗の時です。
フビライの容貌は、朝潮龍にたいへんよく似ています。
ドン・キホーテは、より正しくは
ドン・キホーテ・ラ・マンチャ
面倒だから、ドン・キホーテでしょう。
ただし、日本ではドンキのような面白い区切りであることが多いと感じます。
ちなみにエジプトのナイル川も、本当はナ・イル(イルが川、ナは冠詞)。