なかなかぐったり感が抜けず、仕事場みたいに長時間ではないにしろ、結構チョコマカこまねずみにならねばならぬ時もあり、休日とはいえ、まんじりともできぬ爺でございます。
さて、そうは言うものの、一気に冷えて参りますと、ついつい句なんぞを作りたくなるわけです。
とはいえ、疲れが溜まりきっているせいでしょうか。
さっぱり、いい文句が出て来ません。
窓叩く
一雨秋を
連れてきた
☆これはいけません。
窓叩くで、雨か風と分かるのに、また一雨と続けてしまっていますなあ。
耳鳴りに
疲れ夜長の
秋を知る
☆これは問題外か。
耳鳴りと疲れがダブっていますし、夜長と秋は季語ダブり。
ダメだ、こりゃです。
ダメだった
少し大人の
息子言う
☆状況が見えないばかりか、季語が抜けている。
つまり、これは古典的には俳句ではない。
秋の夜
大音響の
静けさや
☆こりゃ、芭蕉の蝉の句のコピーと取られても仕方がない。
ダメッ。
少し、休もう。