もう何十年前のことか忘れてしまいましたが、“この人は命を懸けているな”と思った中国の方にお会いしたことがあります。
私の人生で、そう感じたのは、今のところ、この方が唯一と言っても過言ではありません。
その時はある方が一緒でしたが、その方は既に鬼籍に入っています。
そんなこともあり、また、上海などで仲間になった方たちもあることから、私は中国人が好きですし、また、ある面は真似のできない偉さを持っているとも思います。
ただし、個人が好きであることと、国家を同一視してはいません。
いや、同一視してはいけますまい。
その辺の切り分けが、どうもできない方、あるいは理解できない方が多いと感じてしまうのは、私の偏った考えでしょうか。