お化けにも勘違いがあるらしい。
というのは、お化けも人間だから、いくらデータを収集・分析しても、その分析自体にヒトの意思、先入観が反映されているからだ。
だから、AをBと勘違いしてしまっていたなら、極めて正確な情報も無意味なものとなるだろう。
なお、お化けには自分がお化けである自覚がある場合と、そうではない場合があるやに感じる。
後者の場合にははたから見て誤りにすぐ気付くだろうが、前者の場合には見えないだけに、Bがいつの間にかCになりDになっていても、外からは見えない。
それだけに根が深く、危ないということになる。
しかし、中には敢えて誤解する、させる場合もあるだろう。
と、偉そうなことを書きましたが、私の自負するのは、自分は何も分かってはいないのだ、ということを分かっていることです。
これは、24歳から変わっていません。
ニュートンだかの話に、我々の知識など、海岸の小石のようなものという言葉があるのを知って(塾講師時代の英語教材)、はあその通りと思いました。
しかし、場所によってはそれではいけないのですよ。
私が大嫌いな“絶対に”なる言葉を使う環境もあります。
まあ、それでも理系頭の私には、この言葉は出ませんな。
お化け様も、そのへんは分かっていらっしゃるのでしょうね。
と、他人が聞いても、ちっとも面白くない、わけのわからぬ夢の話でした。