
見てしまうスポーツがある。
別にリングがあったり、射るべき的が見えたりはしないが、ある見方をすれば、生死をかけた闘いだ。
かつては、石原さんあたりもチョイ役出演していた、青い嵐軍団やら、最近はすっかり好々爺になってしまったハマコウさんあたりは、観戦者を楽しませてくれた。
しかし、私が印象深いのは、鈍牛のあだ名をつけられた大平さんだ。
あの人は、昭和の世の中にも拘らず、日本のために切腹をしたサムライだった。
私が尊敬する所以である。
大熊、子熊親子も印象深い。
大熊は真面目過ぎた。
子熊は優し過ぎた。
また、二人ともあまりに人を信じ過ぎた。
これらは、あのスポーツをする者にとり致命症だった。
分かってはいても、それを乗り越えられない人間性が、自らを縛ってしまった。
罷免しろ、辞任なんざせんわい。とヤスさんをアイツ呼ばわりした、やはり元青の会幹部も、すごい気骨があった。
(新聞などでは叩かれているが)
このスポーツ。
最近は、アマチュアレベルになってしまったかも知れない。