ワスレナグサ属
★名前は忘れてしまいましたが、ワスレナグサの近縁にあたる野生種です。
ワスレナグサの仲間は、花のつく茎にあたる部分が、まるでサソリの尻尾のようなので、学名(ラテン語)にも“サソリの尾のような”(Scorpioides)という名前が入ります。
ワスレナグサと聞いて、菅原洋一を思い出したなら、あなたは40代以上か、デュエットでチーママを呼びつける悪いお方(席ではターさんお上手などともてはやされ鼻の下を伸ばしているが、帰ったあとに何を言われているかを知らない、平和なお方でもある)の可能性が高いですね。

余談ですが、萱草:カンゾウ(ユリ科植物でニッコウキスゲに似た橙色の花をつける)をワスレナグサと呼んでいる地域もあります。
これは中国で萱草(カンゾウ)のことを、忘憂草とも呼んでいるからでしょう。 ユリ科のカンゾウは、ワスレグサ(ナが入らない)属。
ちなみに、このカンゾウも漢方薬で出てくる甘草(マメ科)とダブル誤解されてもいるようです。
甘草は、漢方薬のみならず多くの食品にも入っていますが、副作用もあるようです。