久しぶりにことわざ集 ★ は ★ その2 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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【伯楽の子】
・名馬鑑定で知られる伯楽だが、その息子はヒキガエルと馬の区別ができなかったことから、愚かな息子をたとえる時に使うようだ。
このことわざは知らなかった。

いくら愚かでも、ヒキガエルと馬は間違えないから、これは人物の見方、つまり政治的な何かを暗示しているのだろう。




【裸一貫】
・よく使うが、意味を問われると詰まってしまいがち。
一貫とは、江戸時代の銭で約1000文のこと。

落語で有名な、屋台そばが約10文。
まあ、今なら300円くらいとして、3万円。

裸の男の値段として、高いのやら、安いのやら。





【八面六臂(はちめんろっぴ)】
・顔が8つで、ひじが6個あるくらい働き者であること。

しかし、へんだぞ。
顔が8つなら、ひじは16ではないか?

あるいは、ひじが6個なら、顔は3つのはす。

ええ、中国では三面六臂です。
日本では、ごろ合わせのために、こんないいかげんな表現に変わってしまいます。






【八方美人】
・はい、これよりは月下美人とかのがいいですね。
後ろ姿美人というのもありますが。
あっ!余計な一言でした。





【早起きは三文の得】
・三文だと100円くらいか。
もともとは、三文の徳という説あり。
これの方がいい雰囲気だ。





【伴食宰相】
・会食に顔を出すだけの能なし大臣のこと。
ほう、大変昔からいたわけだ。