◆大器晩成
★栴檀は双葉より芳し、と相反する『老子』の中の言葉だ。
今の世の中では、なかなか難しそうである。
シンガポールなどでは、小学低学年である程度人生が決まる。いや、インドを例に採らずとも、ヒンドゥー色がある東南アジアにも、生まれたときから、ある程度の人生が決まっている場合も少なくない、と感じます。
◆太公望
★かなり有名な故事だ。
太公とは父王。その父が望んでいた人物という意味だ。
なぜそれが釣り人を意味するのだろうか?
たまたまその人物が釣りをしている時に、人物の大きさを見いだされたからである。
という話がある。
◆醍醐味
★奈良時代あたりには、日本人も、自家製チーズかヨーグルトを食べていたようだ。
これを醍醐といい、中学受験にもよく出る。
醍醐の味は素晴らしいということから、最高の味を意味するようになったようだ。
古来、日本人は獣肉等を食べていなかったと勘違いしている場合が多い。
しかし、日本人は抜け道を作るのが、大変うまいのだ。
馬肉をサクラと言い、猪の肉を牡丹(ボタン)と呼んだり、酒を般若湯と呼んで、形は守っても、中身は実情に合わせてきた。
この流れは、現在の政治も受け継いでいる。
◆大山鳴動して鼠一匹
★最近政界では似たような話があった。
だいたいが、秘書が悪役となる決まりである。
◆大事の前の小事
★はい、地方参政権などは、そのよい例でしょう。
大事の為には、多少の傷は無視するのでしょう。
ただ、本当のところ、どれくらいの大事かが見えません。