★ け ★ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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◆芸が身を助くるほどの不幸せ
★普通“芸は身を助ける”とし、いい意味で使われていると思います。
これは逆。かつて覚えた芸でもしないと食べていけない。そんな哀れな境遇をさします。
広辞苑では、芸は身を助けるの皮肉としていますが、古い書物には、身を助くるほどの不幸せ、で出ているようです。さて、どっちが先か?





◆傾国
★国を傾かせるほどの美女をさします。
はて、今はいらっしゃいますかどうか。





◆芸術は長く人生は短し
★ヒポクラテスが言ったらしい。
まあ、当たっていますかね。しかし、どこぞの国では、過去の文化を破壊することを奨励、実施していましたが。





◆傾城
★傾国が絶世の美女なら、傾城は遊女だそうな。
うーん。ノーコメントとしますか。





◆蛍雪の功
★そんなことをしたら、子どもの視力が下がります。とモンスターペアレンツから苦情が出そうです。





◆芸は身を助く
★吾吟我集(こぎんわがしゅう)という、洒落た名前の書物にあるらしい。
名前からして、黄表紙の類か?





◆逆鱗に触れる
★はい、私の得意技です。



◆月下氷人
★仲人のことらしい。
これは初耳です。





◆下馬評
★下馬先で、主人を待つ間にされる噂話。
まあ、井戸端会議のようなものだったんですね。






◆鶏口となるも牛後となるなかれ
★いや、今はだいたいが、寄らば大樹の陰、ひどいときは、虎の威を借る狐でしょうね。





◆乾坤一擲(けんこんいってき)
★乾坤は天地、一擲はさいころ勝負らしい。
うーん。結局は運まかせ?
いいえ、言いたいことは違うようです。





◆捲土重来(けんどちょうらい、けんどじゅうらい)
★試合などの放送でよく聞きます。
捲土は、激しい風が土を巻き上げる様。重来は、再度やって来ること。
雪辱に近いようだ。





◆絃(げん)を絶つ
★呂氏春秋に、鐘子期死す。伯牙琴を破り絃を絶つ。終身復(また)琴を鼓せず。
とあるらしい。

中国の故事には、これに類した事柄が多いと思う。