かつてある政治家が、 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

武士の政治に戻さねば、と言った。

が、実は、これ少し変なのだ。

日本は有史以来、武士が政治をしたことなどほとんどない。


武家政治をしようとした源は、あっけなく途絶えさせられた。


尊の孫あたりには、飾りになる道ができた。


信長は暗殺。

たぶん、家康も同じか?


とにかく、この国では武士が政治を司ったことなどほとんどない。


ましてや、天皇が政治を司ったことは、ほとんど皆無に近い。




今、この国は、武士でも公家でもない者が、国を看る方向に動く気配がある。


確かにこの国は、アメリカと、アメリカを統括するものに従順過ぎた。



が、少なくとも外面的には独立国であった。



今、有史来の新しい波がやって来ている。


それは、私たち日本人が、原日本人であるアイヌを端へ追いやった時や、仏教という新興宗教が日本に上陸した時、中臣が今に続く1500年の礎を作った時、兄弟と教えられる間に起こった戦い以降、最大の変革だろう。




ただ、多くはそれに気づいていない。




そう、予定通りに、白痴化政策が成就しそうだからだろう。




カエルに太平洋のことなど分かるはずがなく、ましてや銀河のことなど想像すらできない。