
信号となるボールのついた遮断機みたいものを上げる。
で、えっちらおっちらストレートを楽しんでいたが、さて仕事だぜ、とばかり近くの水を入れて、クッと一気に飲み干す。
ボールを高く上げるからハイボール。
まあ、そんな説があることを書いた。
だから、また同じような話では芸がない。
グワァーっと、全く違う話でも考えますかい。
さて、ボールを高く上げると、どんなに力自慢の人が頑張っても、ボールはまた地上に戻ってきてしまいます。
いや、大砲を使っても、戦車や戦艦にあるものでは、たぶん地上に落ちてきてしまいます。
が、もしとんでもない大砲でボールを打ち上げたら?
はい、こんな考えが発展して、アポロ宇宙船なんかを飛ばせるようになりました。
ただ、今宇宙に向かうロケットは、この大砲式ではありません。
湖の上に浮かぶボートから飛び降りますと、ボートは飛び降りた人の反対方向に動きます。
今の人類が製造しているロケットは、このボート蹴飛ばしに似ています。
イオンとか宇宙線を利用したロケットを製造できるようになるまで、人類が、人類の言う、科学的な発展を遂げられるまで生き延びられるかどうかは分かりません。
あるいは、こうした乗り物は、次世代の新しい種族のものかも知れません。
まあ、そうなるにせよ、100年とか1000年とかいう近未来の話ではありませんがね。