サンスクリット語というのは、古いインドの言葉で、ハイクラスの人たちや、インドの坊さん(仏教のお坊さんとはちがう)たちなどが使っていた言葉です。
丁度、西洋のラテン語のようなものでしょうか。
サンスクリット語は、実は西洋の言語に大変似ており、言語の世界ではインド・ヨーロッパ語族という言葉があるように、親戚の関係にあります。
西洋の言語とサンスクリット語には大変似たものが多いのです。
ところで、日本にも主に中国経由でサンスクリット語が入ってきました。
お墓や卒塔婆の文字は梵字と呼ばれますが、この梵はインドを意味します。
ちなみに卒塔婆も、サンスクリット語のストゥーパから来ているようです。
サンスクリット語の明確な影響のある言葉は、だいたいが仏教用語に限られます。
これは、医者がドイツ語を学ぶことに似ています。
さて、これからは、偶然の一致の可能性の高い、単にサンスクリット語と日本語で似たものを集めてみました。
まあ、お遊びに見てください。
サンスクリット語(日本語の意味など)
アハル(お昼)
チィドゥ(切る、散る)
ドサ(罪:古日本語とが)
ダハァナ(種)
ナマン(名前)
マドゥフ(蜜)
ラジィ(恥じる)
シラス(頭)
ササ(草)
~ニ(~女)
まあ、語呂あわせですね。
ちなみに、サンスクリット語のデヴィは、女神のこと。
あのデヴィ夫人は、サンスクリット語で、女神というお名前なわけです。