アフガニスタンでの民間人死亡者が、最悪なのだそうだ。
日本の報道によれば、タリバンのせいらしい。
タリバンとかタリブンとかは、学習するとかいう意味で、動詞変化の例にあった気がする。
まっ、二時間でわかるシリーズのアラビア語だから、怪しいが。
ベトナムにしても、イラクにしても、また、このアフガニスタンにしても、どうも大国の経済的思惑が働く戦いには、あと味が悪いものが残る。
今回、壊滅的ダメージをうけたハイチには、アメリカは驚くほど早い対応をした。
これは素晴らしいことだ。
一部の国が、大国の動向を窺いながら、地図とにらめっこしていたのとは、えらい違いである。
もっとも、自国第二の大都市が火の海になっているのに、くだらぬポリシーから、米軍の援助を断るよりは、まだ救いはあるが。
ただ、私のようなひぬくれは、こうした人道的なニュースにも、少しだけ靄を見てしまいます。
それは、直前までの両国の関係とか、ハイチの地理上の重要性とかに関係するものです。
そんな考えを、一瞬たりともするようになってしまう自分が、いささか哀れではありますが。