★ 類を友と呼ぶ
人類みな兄弟。友として愛し合おうという思想における、キャッチフレーズ。ただし、発起人自らの構想かどうかは不明である。
★一寸先は辞め。
面倒な問題が出てきたら、さっさと辞職してしまうこと。
21世紀に入ってからの、政界における流行の一つ。
★飛んで気になる夏の蒸し
解散総選挙が真夏だと蒸していやだなあ、というぼやき。最近は、解散がない参議院でも使われる。
★へそくり三年、書き八年。融通の大化け十八年。
秘書官の心得。
政治献金を表に出さない工夫ができるまでに3年。会計監査にも指摘を受けないような書類を作れるまでに8年。口利きをして、大きな見返りを得られるようになるには、18年の修行が必要であるということ。
★糠に区切り
さっと鮮やかに区切ることができたものの、すぐに見分けがつかなくなる仕分けのこと。
転じて、パフォーマンスだけで、中身が伴わないこと。
……生まれたてホヤホヤの言葉。
【神社の鈴を鳴らさない】
滅多にないことでも、敢えて危険なことはしない。 最近の、スーパーママザウルスの教育方針。
(初詣の際、鈴が落ちてケガ人が出た)
【猫にあやかる】
手段を選ばす出世をしたい。
(関西の駅では、招き猫が役員になった)
【一フジ二タカ三ナスカ】
ナスカ地上絵のあるペルーのフジモリ元大統領は、日本の感覚だとタカ派ということになる。彼の夢は実現不可能になり、まさに地上絵同様になった。転じて、世の中の浮き沈みの激しさ、世のはかなさ。
(フジモリ元大統領は、禁固25年の実刑が確定。彼の夢は、砂漠の地上に描いた絵になってしまうのか?この事件は、日本では単なる反政府ゲリラ事件として報道されているが、大変奥が深そうであり、我々素人には考えられない、極めて難しい問題を含んでいる可能性が高い)