おっ、こんな風景の水辺に、

なんと、大きなボラを発見!
名前がなんとはなしに、私の身内である。
(少し見づらいか?)

と、おっ!
もっと凄いものが!
いや、もっと凄い方が!

あれは、今世紀最大の超能力者、エスパー伊東氏ではないか。
私、お化けや幽霊、超能力は信じない。
が、エスパー伊東氏は別である。
彼こそは、本物であろう。
本物の超能力者は、自分の能力を見せびらかしたりしない。エスパー伊東氏のように、よく失敗したり、途中でタネがばれてしまったりする。
そう、彼こそは“奥ゆかしくも、本当の力を見せない”隠れた超能力者なのである。
うん?
まてよ。
この人、上手すぎやしないか?

なんと、ベル付きのジャグジーで、足まで使って“ドレミの歌”を演奏したぞ。

残念!
エスパー氏ではなかったようだ。
あまりに完璧すぎる。
奥ゆかしい彼なら、半分以上は失敗してみせるだろう。
やはり、そうだった。
この方、全日本ジャグリングチャンピオン、小林某であった。

つづく