なんとチリ沖から、キンメがフンボルト海流に乗って、琵琶湖に観光旅行に来たとの情報を入手した。
私は早速、痛い腰もなんとか我慢し、情報の確認のために近場の田んぼに出向いた。
チリから琵琶湖に観光にくる魚がいるなら、田んぼにも必ずや珍客が来ているはずだ、と推測したからである。
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まず出向えてくれたのは、いつものどぜう君であった。
と、おっ!
新顔がいるぞ。

なまずにしては、ずいぶんエラが張っている、と思っていたら、
あっ!
なんだ、これは?

東南アジアからの観光客だ!
琵琶湖にチリからキンメが観光旅行に来たのも、本当に違いない。
私が現地に向かったのは、純粋な調査のためであり、けして“連休だから、どっか行きたーい”などという声に惑わされたとかいうような、不純な理由ではないことを断っておく。
つづく
