
この直前の記事にも書いたが、アメブロのネタがたいへん高度になってきている。
特に、今回のネタは北太平洋条約機構 (NANTO) も、強い関心を持っているに相違ない。
なかなか理解しづらいだろうから、順を追って説明しよう。
私のかつての同僚は、あのMIchan-6に引き抜かれた。
彼のコードネイムは、ダヴリュオーキブン、またの名をジィームス・ホントである。
彼の話では、1枚の写真から膨大なデータを引き出せるとのことである。
一例を挙げよう。
20年前に家出した息子が、母親の元に手紙を送ってきた。
それには、アパートの駐車場らしい空き地で撮った、上半身だけの写真が1枚同封されていた。
手紙の消印は東京都内からであったが、なんと彼は、その男が静岡市内のアパートに住んでいることを突き止め、20年ぶりの親子の対面を可能にしたのであった。
これは、けして彼に超能力があったからではない。
すべてが、科学捜査の結果なのである。
そのすべてを紹介するわけにはいかないが、許される範囲で、なぜ彼が静岡市内のアパートを割り出したのかを説明していこう。
まず彼は、送られてきた写真を拡大し、最新の技術で映像補正を行った。
この結果次のようなことがわかった。
1:セーターにキク科植物、オナモミが付着しており、このオナモミは関東以西に自生する種類である。
2:バックに映っている電線及び碍子は、天竜川以東で使用している種類である。
3:わずかに見えるレンズ雲の形は、日本海側では極めて稀にしか見られない。
4:左手に持っているペットボトルの蓋は、海岸周辺仕様である。
5:眉毛が少し剃られてしまっているが、このミスは●●ビューティークリニックの新人がよくやらかす。
6:左頬に薄い口紅跡が見られるが、これは▲▼店のJ嬢の唇の形状に酷似する。
以下の詳細は述べられないが、全87項目のポイントを検証し、該当駐車場が3箇所に絞られ、ほとんど予想通りの場所に、息子のアパートを探しあてたのである。
このような事実を考えると、私が屋台で焼き芋を食べたことがあるかを明かすことは、私の秘密事項を突き止める大きな手がかりになるであろう。
だから、何度か買ったことがあるなど、とてもこわくて、言えないのである。