
水と安全はタダ。
かつての日本を形容する時に使われた言葉だ。
100円ショップでもなければ、1リットルが150~200円。
これは、ガソリンより高い。
日本でも、けして水はタダではなくなった。
安全もまたしかり。
多くの会社が警備保障会社と契約を結び、単にジャラジャラした鍵だけでは、自分の会社に入ることも出ることもできない。
同時に認識カードの首へのぶら下げは、ごく当たり前のこととなってきた。
あと、数年もすれば、一般人にも認識カードにGPS対応チップをはめ込み、24時間管理することを、一部では始まってくるだろう。
野菜などの流通では、人に先駆けて、似たようなことが始まっているやに思う。
個人情報保護法なるものの施行と裏腹に、こうした個人情報管理が進行している。
はるか以前から予想されていたこととはいえ、多くの方には、たぶん気持ちのよいものではないはずだ。
ずいぶん前置きが長くなった。
本題に入ろう。
い・ろ・は・すなる天然水は、何種類かあるという。
スポンサーさんには申し訳ないが、私自身は飲んだ経験がない。
また、例題にある富士山と大山以外にどこにあるのかも知らなかった。
どうも、甲斐駒ヶ岳、富山、北海道産の計5種類(平成21年11月現在)のようだ。製造か販売元はコカ・コーラのようである。
環境にやさしいというのは、おそらくボトルに使用するペットペレットが少なくてすむ。つまり、化石原料が少なく、かつそれの処理に関わるエネルギーも少ないとか二酸化炭素排出量が少ないとかいう考えから導き出されたものだろう。
私個人としては、“地球にやさしい”という標語の傲慢さを嘆きたいが、まあ、そんな論をぶったところでむなしいだけだから止めよう。
とにかく、納豆をかき混ぜるとダイエット効果がある、などという話が昼のワイドショーで流れるや、その夕方には、スーパーから納豆が消えてしまうところである。
だから、ある意味でこのい・ろ・は・すというブランドは、高い販売効果を期待できるだろう。また、二酸化炭素削減効果の実績として、諸々の提出物・販促物への記載が可能となる。
さて、その辺に関しては、素人の私なぞがほざいても仕方がないので、ネタにお答えしようか。
フランス・ケスタに代表される石灰岩質アルカリ土ではなく、火山灰・酸性土がほとんどの日本。
いわゆるミネラルウォーターは得にくい。ただ、どうもミネラルウォーターが体に良いと勘違いされている気がする。
これについては、相当長くなるから止めよう。
そうですな。
甲斐駒ヶ岳の水あたり、飲ませていただきますか。
やっぱり、ネタに答えるには1行で十分ですなあ。
「い・ろ・は・す」のおいしさのヒミツは?