
日本に住む人の大多数は日本人だ。
日本人というと法律的な問題もあるし、かなりややこしい話になりそうなので、ここでは日本民族と表現する(これも物議を醸し出しそうな表現だが、まずはこれで話を進めて行こう)。
日本民族は、モンゴル高原あたりを中心にアジア各地へ広がった可能性の高い、モンゴロイドに属する。
モンゴロイドの特徴は、凹凸のすくない顔、一重まぶた、そして赤ちゃんの時にお尻に残る蒙古斑と呼ばれる青いあざのようなものだろう。
(注:最近は、蒙古斑が顕著には見られないかもしれない)
モンゴルからやってきた相撲取りに、典型的なモンゴロイドの特徴を見ることができる。
ところで、モンゴロイドの虹彩(瞳)は黒、または焦げ茶色だ。
この虹彩の色というのは、メラニン(女性の方の敵かも知れないシミ、ソバカスにも大きく関与)色素の量によって変わってくる。
メラニンが多ければ黒、少なければ青、またその中間なら茶色や緑に見える。
また、ウサギのようになんらかの状況によりメラニンが全く無くなってしまうと、血液の色、つまり赤となる。
日本民族のように瞳が黒に近い場合には、青や水色に透明感を覚える一方で、青い瞳を持つ民族は、薄い黄色、ベージュに親近感を持つと聞いたことがある。