
関東あたりに住んでいらっしゃる方なら、紅葉というと日光いろは坂あたりか、那須・塩原あたりを思いおこされる方が多いでしょう。
京都なら嵐山から愛宕山、神戸あたりなら六甲の山々、九州なら霧島から高千穂あたりでしょうか。
そうそう、仙台近くなら奥新川あたりが、なかなかですよね。
ところで、あまり知られていませんが、紅葉ならとびきりの場所があります。
ただし、かなり交通の便が悪く、ちょっと疲れますが。
まずおすすめは、岩手県遠野にある早池峰山の麓。
ただし、バスが通っている道ではなく、遠野からてくてく20キロメートルくらい歩いた山道です。
名前は忘れましたが、20~30メートルの落差のある滝付近。確か薬師岳だったと思いますが、その山麓です。
目が洗われます。
また、私がブログを始めた頃に書きましたら、奇特なお嬢さんが映像を探してくれた、栃木県粕尾峠。
裏日光などと呼ばれる地域ですが、ここはすごい。
いろは坂が、かわゆく見えるほどのつづら折り道。
若い時、真冬なのに、全身に絞り出せるほどの汗をかきながら、粕尾峠から足尾までドライブしたことがあります。
しかし、ここもなかなかです。
特に、途中にある村のただ住まいが、昭和初期に戻ったような錯覚を起こさせます。
そうだ。
実家の紅葉は、控え目なオヤジには珍しく、時あるごとに自慢しています。
なんでも、今年からみんなに開放するんだ。
と言っています。
もっとも、田舎のことですから、開放もなにも、誰でも紅葉狩りできる場所なんですがね。
私の小さいころは、よく植木を黙って持って行き、そのまま返さない方や、どこぞから、トラックで夜中にいらっしゃるお方もいたような。
まあ、そのうちまた実家に行きますから、運がよければ写真をアップします。
あっ、そうだ。
福島県の中央、磐梯山の東北にある吾妻山や一切経岳あたりも、かなりきれいです。