高価な食べ物の代名詞 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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バナナはおやつに入りますか?
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たぶん、アメブロのブロガーさんの7割以上は、知らないだろう。

バナナは、高価な食べ物の代表だった。

アイスキャンディが一本10円で買える時代に、バナナ1本は100円とか200円した。

今の相場に換算したなら、1本1000円くらいの感覚だろうか。

だから、今は100円ショップで5本くらい買えるバナナだが、これを2つ買ったなら万札が飛ぶ計算になる。

どれ程の価値があったか、お分かりになっただろうか。

その昔、村一番のお大尽さんの娘さんが、遠足にバナナを持って来たという話が村の話題になる、いや、それを今でも私が覚えているくらいだから、とにかく貴重品であったことには、間違いないだろう。


輸入規制が緩やかになると、バナナの叩き売りに代表されるように、とたんに凋落の道をたどっていく。

が、最近、その価値が見直されて来ているようだ。

比較的エネルギー吸収しやすいことから、スポーツ選手が試合途中に、バナナで栄養補給している映像が流れたりする。

また、最近は、“バナナダイエット”なる報道を信仰している方も多いようだ。
まあ、バナナは繊維質も多く、また、ブドウ糖なども多く含んでいそうだから、ダイエットに効果があるかはさておき、体に優しい食べ物であることは間違いあるまい。









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