
朝、黒猫が目の前を通りすぎたなら、不吉だからその日の仕事はよせ。
犬の背中にカラスが止まっていたら吉兆。いいお客がいる。
これは、かつてインドあたりにいた殺戮教団のジンクスです。だから、仕事とは強盗の類ですね。
が、もちろん、私は信じやせん。
しかし、犬の背中にカラスが止まることは珍しいから、写真に撮って記事にします。
茶柱が立ったなら吉兆。
中国本土では、お茶碗にお茶の葉がごっそり入っているから、毎日ラッキーなのかなあ?
いや、この茶柱の効力は日本国内にしか通用しないのかも知れない。
ユダヤ教では、髪の毛を切ることは悪いこと。 サムソンという怪力の主の秘密は、その長い髪にありました。
どおりで、最近の私には運も力もないのだな。
なお、やはりユダヤ教では鱗のない魚を食べてはいけない。
うなぎ大好きな日本人は、大変な罰あたりである。
多くの宗教において、天体の異変はあってはならない。
だから、日食を観測するなどもってのほかである。
私には、“太陽は地球の周りを回っているのだ”という人を笑う人たちが、“地球に優しく”と言いつつ化石燃料を発掘していたり、“クジラがかわいそう”と言いながらステーキに舌鼓うつのを、どう捕えてよいのか分かりません。
ジンクスも同じようなものかなあ。
ただ、個人個人が信じているならば、それはそれで意味があるから、あえて打ち壊すことはないでしょうね。
ああ、もう一言。
美しいバラにはトゲがあると言います。
これは明らかに誤りですね。
トゲがあるなら、それはすでに美しさに欠けるということです。
つまり、人の場合は外見的なものだけで“美しい”とは言いません。
確か、lady という言葉にも、似たような意味があった気がします。
ただ、世の中には、あえてトゲに刺されてみたい好き者もいるようですが。