The bird  鳥 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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お化け屋敷と絶叫マシン、どっちが怖い? ブログネタ:お化け屋敷と絶叫マシン、どっちが怖い? 参加中



このネタは、昨年の冬にあった“日本のお化けと海外のお化け、どっちが怖い”と同じような内容かも知れない。 


つまり、“お化け屋敷”の怖さとは、物理的な怖さではなく、精神的な怖さだ。 
だから、多分イヌやチンパンジーは、ヒト同様お化け屋敷を怖がるかも知れないが、おそらくネズミやカエルは怖がらないだろう。 

一方、“ジェットコースター”などの類は、動物として本能的に持っている恐怖心から来るものに違いない。 

だから、ほとんどの動物において恐怖を感じるか、あるいは身を守るためのなんらかの方策をとるだろう。 

考え方を変えると、あのように急激にGが変化するものに楽しさを感じるのは、人間だけかも知れない。 


私は“お化け”に会いたい人間だから、お化け自体現れたら歓喜するだろうが、残念ながら、私はお化けに嫌われているらしく、まだ、それとはっきりわかる方にお会いできていない。 


が、お化け屋敷はあまり好みではない。 



もっとも、やたら不自然なGがかかる乗り物よりは、はるかに耐えられる。 


なお、ディズニーランドなどにある宇宙船のような乗り物は好きである。 

あれは、あまりGが変化しないのに、視覚の錯覚を利用したものだ、と知っているから安心して錯覚の世界を楽しめるからだろう。 








ところで、昨日紹介したが、武蔵野線・新八柱駅前では、日暮れ時にヒッチコックの代表作の一つ“鳥”を彷彿とさせる光景を目にすることができる。 






しま爺の平成夜話-200908021751001.jpg

★注1)
写真に写っている何十倍の鳥たちがいる。




今年は昨年と比べたなら、ずいぶん少なめではあるが、何千羽という鳥たちが集い舞う姿は、ある意味“お化け屋敷”や“ジェットコースター”よりも怖い印象を受ける。 


★注2)
今の季節なら、午後6時頃に大旋回が始まる。 

昨年は、人のすぐ頭上を飛ぶものもいて、子どもの中には泣きべそをかく子もいた。 
私もこれを初めて見た時は、しばらく足が止まった。  
ちなみに今日、現場検証してきました。 
写真はその時のもの。