ある世界の常識 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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ある世界では、常識中の常識であるにもかかわらず、意外に知られていないことがあるように思われる。 


例えば、貴石の代表であるダイアモンド。 

いかにも市場価格みたいもの、つまり需要と供給のバランスから決まるような錯覚を受ける。 


が、ダイアモンドの価格(特に高品質なもの)が、日本でいえば生協の幹部会のようなもので決まっており、常時監視下にあることは、あまり知られていないような気がする。 







また、今年の流行色なんていうのがあるが、この流行色が2年位前に、ごくわずかな人々により決定されることは、色彩に興味がある方なら、常識以前の話だ。 





ところで、私たち人間を含めた生命は、実は地球の中から生まれたのではなく、地球の外からやってきた彗星などの中にある物質がもとになってできたであろうことは、自然科学の常識だと思うのだが、これに関しては宗教的な問題があるせいか、高校あたりまでは教えていない。 


国や州によっては、いまだにダーウィンの進化論は受け入れられていないだろうから、まだ、日本は開かれた社会なんでしょうね。 


ただ気になるのは、政治力学的なことを無視して、おこちゃま理論を述べさせていただくと、今の日本の骨が見えませんなあ。