身近な草花 0709 ハンゴウソウの仲間 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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キク科 

たぶん、アラゲハンゴウソウ 


ヒマワリを小ぶりにしたような花が特徴です。 

空き地などでよく見られる帰化植物。 

日本の空き地には、キク科やイネ科の植物が多く、私の家の周りでも、これらの科に属する植物を100種類くらい見つけることは、それほど難しいことではないでしょう。


なお、北米原産でこれより大型で葉がヤツデのようになった、オオハンゴウソウは環境省の特定生物に指定されていますから、勝手に植えたりすると3年以下の懲役、または300万円以下の罰金、もし法人なら1億円以下の罰金が科せられます。 



オオハンゴウソウは、とにかくすごい繁殖力で、日本古来の植物を駆逐していきます。 



今や、日光国立公園のようなところでも大繁殖し、悩みの種となっています。 

ただし、国内一部の地域では、この風景を売り物にしている気もしますが。 



なお、インターネットの中には、山奥にしか見られないハンゴウソウとの混同、ひどいものになるとセリ科なんて書いてあるものもあります。 




情報化時代。 

情報の選択が難しくなりましたな。





そういう私も、先日は大きな勘違いをしました。 

白い花のツユクサをトキワツユクサとしましたが、インターネットの怖さもあり、今日図書館で調べてきました。 

結果は、ノハカタカラクサというのが、和名のようです。 
昭和時代に園芸用に輸入され栽培されたものが野生化したようです。 

ちなみにノハカタカラクサは、南米原産。