私たち人間にとって最も身近な動物はなんだったのでしょうか。
犬か猫?
はい、最近ならそうかも知れませんね。
しかし、私の言いたいのは、まだ人が猿よりは多少ましな状態になった頃の話のことです。
身近というのは、ペットなり家畜として身近な存在というわけではありませんよ。
いやな存在であっても、常に生活に密着していれば、それは身近なわけです。
さあ、私が身近な動物として挙げたいものが分かったでしょうか。
この動物やその仲間は、どこの国の、どの民族の神話、伝説にも出てくると言っても過言ではないでしょう。
そうヘビです。
ヘビの語源と思われるものは大変奥が深いんですよ。
今夜はその1例をあげるに留めます。
ヘビはかつての中東の言葉で(日本語でもヘビはいろいろな言葉で呼ばれますから、そのうちの一つ)は、hewyaであったような気がします(すみません、家に着いたら調べて、大きな誤りがあったら直します)。
この言葉のhが取れると、ewyaとなります。
さらに、w音がv音になったりしてeva。さらに英語などでなまりeveとなります。
およその発音では、
ヘィゥヤァ
エワァ
エヴァ
イヴ
です。
西欧美術に興味のあるかたなら、エワァ、エヴァがイヴと同じお方であることはご存知ではないでしょうか。
あらっ?
ヘビが、いつの間にか女になってしまいましたなあ。
なお、初めに出てきた単語は、日本語のヘビという音にも似ていますなあ。