人には | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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いろいろな顔がある。 

例えば、私が一番よく知っている男はまだ定年前だが、爺さんのふりをして、ブログのなかではひょうひょうと生きている。 


会社では自分より年下の皆に気づかって、1日中ちょこまかと動いていたりする。 
また、役員さんとやらにはペコペコし全くの骨無し爺である。 
が、その役員さんとかいう方たちに指示をしている、もっと上の方たちが平身低頭する、さらに別格の方たちとは、ボケ爺はなんら臆することなく、オーイ、ハイナの関係であることは知られてない。 


また、ある場所ではそんな余裕勺勺に見える男が、生まれてこの方味わったことのない生活苦にあえいでいることも、知らぬふりをされているようだ。 



しかし、かと言ってこの男は、役たたずと言われつつも3人分の仕事をこなしており、へんなところでプライドが高いから、役員だのに食ってかかるほどアホではない。 

食ってかかるなら、もっともっとずーっと上だと思っている。また、そんな空気が読めるから、一層煙たいが、とにかくいないと困るから、食うや食わすで置いておくしかない。 

が、この男、全く別の顔も持ち合わせている。 


ただし、その顔をブログに書くことを、私はまだ許されていない。 






という、いかにもだれか自身のことらしい記事を書いてみた。