鱈、肝(レバ)ではなく | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

本出しませんか?と言われたら何書く? ブログネタ:本出しませんか?と言われたら何書く? 参加中


このネタは、私にとってはかなり身近な話です。 

実際にメジャーな出版社でなければ、また、自腹を切って出すという出版システムの勧誘ならば、何十回かお誘いがありました。 

と言いますのは、ブログを始める前は、なんとか公募なるものに欲求不満の捌け口を求めていたからです。


詳しいことは分かりませんが、メジャーではない出版社のいくつかは、出版者からの入金を飯の種にしているようです。 

つまり、出版物の売り上げが経営を支えているのではなく、正常な出版社としての姿とは、やや変質が見られるようなのです。


私の経験では、そうした出版社の一部においては、なんとか賞を多産し、うかれた素人に海老をちらつかせ、ちゃっかり鯛や鮃を釣っている感がなきにしもあらず、といったところでしょうか。 


まあ、最初からそのへんを分かっていて、あえて車エビを口にするならともかく、本気で海老でシロナガスクジラが釣れるのだ、と考えている方には、海老を飲み込んでから、胃がもたれることがあるでしょう。 

最近なくなりましたが、エッセイを書くと、報酬は出版された本だけ、というのもあります。しかし、自分の文章が活字になると、特に初めての時は、感慨深いものがあります。

もし、経済的に余裕があったなら、病みつきになるかも知れません。


………………………… 

今、本を出せるなら2つの候補があります。 

1つは、既に流通ルートに載っている日本語の原点に関する推論で、一部のショップでは学習参考書に分類してくださっている『ことのは呪縛と源』の続編。


そしてもう1つは、私出版レベルでテスト本になった小説『女たちの神々』でしょうか。