
それは、私が初ボーナスをもらい、友人・先輩のいる研究室を訪ねた時のことです。
(実はその時、姫の自宅にも電話して、母上様がご丁寧に東京の……。バカでしたなあ、いや結構ですって切っちゃった私がおりました)
で、皆さんと初めてキャバクラみたいところへ行きまして、いやあ、予定通りボーナスを有効利用、完全消化いたしました。
もともと、無いものであった(その会社は新入社員にも夏に満額ボーナス出してくれ、オヤジのボーナスに肩を並べたバブル時代でしたなあ)ので、気持ち良く使えました。
今なら、ケチケチ貯めるかも知れませんが、とにかく私が人生で最も大人だった時です。
その後、若者としての国際親善交流活動にも、惜しみなく参加いたしましたが、なかなかその時みたいにパーッといったのは、数えられるほどです。
さて、3軒目の店でのことです。
どうも、お相手がどこか変なのです。
なにが変なのか、初めは気づきませんでした。
何か柔らかさのようなものが足りないというか、声が太いというか。
で、私は見てしまったのです。
トイレで
トイレで
? ? ?
ぎゃーっ
でございましたなあ。
まあ、若かかりし頃のお話でございますよ。