
昨日は土曜日。
普段なら物置小屋で芋虫ゴロゴロ、みのむしになって来週に備えるのだが、久しぶりに外に出た。
清水寺から3回飛び降りて昔買った、当時最新型のパソコンはずっと前に引退。
その後、某会社で買い換えの為に処分するものを、大枚漱石1枚で購入したものは、何でもやってみよう派の次男坊がソフトを入れ過ぎ、ハードディスクがパンク。自分で初期化したりしていたようだが、とうとうダウン。
奥方殿専用のものがあるが、不浄の輩は触れない。
いや、近づくことさえままならない。
事実上、しばらくパソコン無し状態だった。
最近、家に持ち帰り仕事はなくなったし、また、持ち帰り自体が問題であることになりつつあるから、パソコン無しでなんとかやっていけた。
が、会社の仕事以外でどうしてもパソコンが必要なことが生じ、えんやこら秋葉原へ出かけたのである。
どうしてもパソコンが必要だ、と言ったが、インターネットは必要ない。
とりあえずエクセルが入っていれば、他のソフトは不要だ。
予算は、ノートパソコン本体で1万2000円。
つまり、定額給付金以内。
プリンター込みで2万円である。
と、次男坊に話すと
「パパ、頭大丈夫?一桁間違ってない?」
と呆れ顔。
「だいたいのことは、パパは僕より知っているけど、コンピュータについては僕の方が知ってるから、僕がついて行ってやるよ」
とのことで、昨日は次男坊と秋葉原デートである。
こらこら、年下と秋葉原デートと聞いて、えっ?爺にはそんな趣味が?と思った方。
そっちは引退宣言しちょります。
さて、途中経過は省略しますが、とにかく多少外観に難あり商品ながらも、私の必要なソフトが入ったものをゲット。
なんと、スプレージェット式ではあるが、カラープリンターセッティング、マウス、外付けフロッピーディスク、マイクロディスクコネクター、USBなどすべて込みで2万円。
予算通りである。
確かに付属機器の購入には、生意気な次男坊の助言が役立った。
が、彼の頭の中にある金額の10分の1以下でパソコン一式を買えることを知ったことは、大きな驚きだったようである。
定額給付金。
貰う前に使ってしまった。
しかし、今日の経験は次男坊にとっては、金額以上のものとなって、一生の記憶として残るだろう。
パソコンは半年、1年でダメになるかも知れない。
が、いろいろな意味で安い買い物をした。