
冬に戻ったかのような1日でしたね。
昼前にはみぞれまじりの雨。
いやあ、私の心と懐を写し出してくれていました。
そんな凍えそうな、朝の通勤電車でのことです。
普段は冷静な私も、うらやましい、いや、違う。実に腹立たしいことがありました。
ある1人の男が3人の美女に囲まれ、満員電車の中で我が物顔に座っておりました。
両手に花というだけでも私の法律に違反しているというのに、3人ですぞ。3人!
私にとってはそれだけでうらやましい、もとい、腹立たしいのに、満員電車の中で、わけのわからぬ声を上げたりしております。
そして、ああなんとうらやましい、
違う
違う
なんと腹立たしいことか。
3人の美女の1人にべったりとくっついています。
と、
ああ、
私は見てしまったのです。
この公共の、しかも満員電車の中だというのに、
なんと、
柔らかそうな双つ丘にタッチ、いや顔を埋めようとしているではありませんか。
コラーッ!
爺と代われー!
ではない。
コラーッ。
こんなところで何をしてる!
私の頭からは、湯気が立ち昇りそうです。
と、一番若そうな美女が言いました。
「ママー、優君のオムツ濡れてるわよ」