
仕事を前もってする、あるいはギリギリになってできるということは、なんと幸せなことだろう。
そんなことができる方は、よほど楽な仕事をしており、それでもやっていける素晴らしい環境の会社にいるか、あなたが極めて高い能力があり、与えられている仕事が楽に感じられるか、あるいは、会社ではあまりあてにされておらず、どうでもいいような仕事を任せられているかである可能性が高い。
基本的に会社は低い代償で高い見返りを期待するし、営利企業にあっては、これは当然のことである。
しかし、ねえ。
私も仕事を前もって片付けたり、ギリギリまでほっておけるような環境にありたいものですなあ。
私の仕事は頭は使いませんが、時間との戦い。
自分の能力の1%も使う必要はありませんが、とにかく体力と忍耐力が必要です。
場合によっては分、秒の勝負。
精神的には芳しくなく、まあ、新入社員では半日もたないでしょうな。
1日に何十通のメールを処理し、何十本の電話に答えているかわかりませんが、まあ、忙しいことですよ。
ですから、前もって片付けられる余裕はありません。
また、ギリギリななって処理しようものなら後が大変だ。
現在は依頼しており、直接に私に来ることはなくなりましたが、いやあ、今の会社に入った時は驚きましたなあ。
私はそれまで、塾の講師をしており、帰りは遅かったのですが、そこはとんでもない。
朝から夜まで、帰りは講師時代より遅くなり、時々会社でお泊まりもありました。
また、例えば東京から広島まで30分以内に来ないと、私の胴体とその上の部分が分離するぞ、なんて言われたこともありましたなあ。
当日の言葉通りでしたなら、私の腕や指は、スキアパレリの火星人くらいないといけなかったでしょうな。
まあ、それから比べれば、今はシンデレラ時刻前に帰れる日が大半ですから、滅法楽ですがね。
それでも、今は体力は倒れる寸前まで使いますが、能力はほとんど不要です。
10%とか20%とか欲は言いませんが、せめて自分の能力の2、3%は使える仕事なら楽しいでしょうな。
まあ、これもすべて私の若気の至り、思慮不足からくるものですから、どうしようもありませんがね。
でも、アメブロさんのおかげで、最近はずいぶん楽になりました。
とにかく、ここでは、かなり自分を出すことができますからね。
いやあ、とんでもないひねくれ爺のぼやきになってしまいました。
お聞きぐるしい点もあったかと存じます。
まあ、これに懲りずに、今後ともよろしくお願いしますよ。