
賞味期限と消費期限を勘違いされている方もいるかと思い、改めて書きます。
食べ物の消費期限とは、その商品をその時までなら食べても大丈夫という日時であるのに対し、賞味期限はその時までなら、風味などを保証しますよ、というものです。
ですから、消費期限が生鮮食品などに付されているのに対し、賞味期限はある程度長持ちするお菓子などによく見られます。
法律上は、賞味期限を越えた食品を個人が食べて問題があっても、メーカーに責任はありません。
ですから、賞味期限の切れているお土産の饅頭や漬物を食べて腹を壊しても、自分が悪いことになります。
が、本当のところ賞味期限があるものは保存期間がながいことからわかるように、多少賞味期限が切れていても、あまり生命に危険がないばかりか、多くは、まず問題がありません。
そんなわけで、私は多少気にはなりますが、少しくらい切れていても、それほどは気になりません。
それよりは、表示されていない部分の方が気になります。
なお、いくら法律で決まっているとは言え、時間になったなら、ごっそりとおにぎりやらお弁当を捨ててしまうのを見るたび、もったいないという感情より、怒りに似た思いが沸き上がってきます。
公表されている、日本の食糧自給率は、5割をきっています。
こんな現実がありながら、どうも腑に落ちないのは、私だけでしょうか。