
学生時代の文化祭では、即興の占星術師となり、そこに来た女性からお誘いを受けたりしましたが、実は私は“占い”は、基本的に信じてはおりません。
今年、神社でおみくじに出た大吉とやらも、それ自体は信じません。
だいたい、現在の私が大吉なら、今後は恐ろしくて生きた心地がしませんわい。
ただし、路地などにいる占い師の方々や、空気のような占い師に似た人たちの言葉には、かなりの興味とささやかな尊敬の念を持っています。
(とはいえ、私が路地の占い師に手相だかを見てもらったのは、一度だけ。それも、見てもらおうと思ってのものではなく、ある感謝の気持ちからした行動です)
彼らの経験、観察力や推理力、また、場合によっては情報分析力には、頭がさがります。
ですから、逆に純粋で単純な“占い”は、信じないわけですな。