
これはあまりに多過ぎて、とても的を絞れそうにありませんぞ。
というわけで、春のふきのとうや春菊、あるいはキノコみたいな、オーソドックスなものを除いて、これはいけるというものを挙げていきましょうかね。
実は、毒のあるものをのぞけば、路地裏に生えている野草だろうが、里山の木々の芽や葉だろうが、天ぷらにすれば、だいたいは食べられます。
特に美味しいのは、まだ葉を広げる前のタラノキの芽、つまりタラノメです。 最近は栽培されており、スーパーでも見かけることもありますが、やはり山に自生しているもののが、断然香り、味わいが違います。
ただ、自生しているものは、注意しないとウルシと間違う人がいるかも知れません。これを誤って食べたりしたら病院行きとなりますし、触れただけで全身に湿疹ができる人がいますから慣れない人が、自生物を採るのは考えものかなあ。
なお、意外に美味しいのが、柿の若葉です。
サクサク感と、タンニンの苦味がたまりません。 二日酔い防止、血圧降下に効果があると思われます。
カエデ新芽の天ぷらも、柿の若葉同様、いい歯ごたえです。
なお、普通はお吸い物などに使うミツバや、スパゲッティに添えたりするバジル、漬物などに使われるトウガラシの葉なども、結構いけますなあ。