難しい選択だ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

タヌキとキツネどっちが好き? ブログネタ:タヌキとキツネどっちが好き? 参加中
タヌキとキツネ、どっちを選べと言われても、なかなか難しい。


というのは、心情的にはタヌキの、今一つ悪者にできない、なんとも抜いたところが、B型の自分に似ており、キツネの狡猾なイメージよりはるかに身近に感じられる。


しかし、このイメージは人間が勝手に作り上げてしまったもので、本当にキツネがずる賢いわけではない。

野生の動物たちは、食を得るため仕方なく人間どもの近くに現れているだけで、彼らに人間をバカにしてやろうなんていう気持ちは、これっぽっちもないに違いない。


キツネが狡猾そうに見えるのは、見る者がそうだからだろう。



また、キツネは時として神や神の使いであったりする。



その一方で、タヌキはほとんどの場合間の抜けた存在で、民話などでは坊さんにイタズラをたしなめられ、すごすごと退散する役回りである。

時には大狸となり、皆を恐がらせたりはするものの、神的な存在になることはほとんどない。



いずれにせよ、どちらも人間が作り上げた偶像である。


だいたい、人間より怖い動物などいないのだから。



というわけで、結局どっちが好きかという答えにゃなっちゃいませんね。


まあ、心情的なことを無視すれば、北海道で接近遭遇、ご挨拶した美人のキタキツネの顔は、数十年たった今でも、はっきりと目蓋に焼き付いております。




えっ?


ススキノ辺りに出没するキタキツネかって?


はて、昔のことで忘れてしまいましたなあ。