皆さんこんばんは。

今日は過去限界を思い知らされた仕事の話です。


入社4年目ぐらいでしょうか。

当時あるプロジェクトで組み込みソフト開発をメインで担当していました。

ただ、当時は専門スキルや知識がまだまだ乏しく、日々やれない自分を責めながら仕事していました。


メインは通信系の開発で、シリアル通信とアプリのロジック設計、実装、評価をやってました。


製品、パソコン、クラウドシステムがあり、それらをデータで繋ぐところの開発や他社との調整、製品コンセプトの妥当性検証なんかもやってました。


製品コンセプトが定まらない中で、製品とクラウドを直接繋げられたら面白いねって話を上の人達はしていて、そのへんの仕事を丸投げされていた感はありました。


マイコンの選定、リアルタイムOS、ミドルウェアスタックの選定、アプリ実装、各ステークホルダーとの調整などなど色々やってました。

周りの人達は専門分野外で、部内の誰に聞いても対してアドバイスがもらえない状態で、英語の仕様書や専門書を読みながらなんとか進めてましたが、あまりにも作業量と勉強しなければならない事が多く疲弊してました。


そんな中、協業先の役員クラスの人が、さらっとこのくらいなら2週間ぐらいでできるんじゃないですか?とか、上司がiPhoneとかだって通信できてるんだからできるでしょ?とか言われたり、プライベートでも色々あり、僕の中でプツッと何かが切れて、うつ状態になってしまい、会社をしばらく休む事になってしまいました。


今思えば、もっと色んなやり方できたなぁとか、あそこまで思い詰める必要もなかったのになぁとか、色々思う事はあります。ただ、その限界近くまでがんばれたということは、僕の中で1つの大事な経験として蓄積されています。

後から聞いた話だと、周りの人達も確かに任せ過ぎてたなという感じだったようです。


自分を追い詰める事がよいとは思いませんが、

若い内がむしゃらにやってみることは、長い目でみると自分の糧になることも多いように思いますね。


以上です。