週末、シーズン最終節 ~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

  シーズン最終戦

 

 

こんにちは

Bom dia!

 

 

土曜日、今シーズン最後の試合がありました!

 

 

といっても、少年サッカーで「シーズン」ってピンとこないと思うので、軽く説明です。

 

 

ポルトガルでは、というよりヨーロッパでは、

少年サッカーと言えど、

プロと同じようにシーズンごとに活動し

9月途中から6月の終わりまでが1つのシーズンなんです。

 

 

そして、まもなく終わるシーズンより一足先にオフィシャルのリーグ戦が終了を迎えます。

 

 

そんなわけで、6月3日(土)は

今シーズン最後の公式戦

二男のチームはホームで最終戦を迎えました。

(長男は一足先にシーズン終了)

 

 

 

結果は…

 

8-1の完勝!!

前半、開始からボールを握り続けるも

ちょっとしたワンプレーで失点。

 

 

ちなみに、この失点、まさに先日ブログで触れた

「小さくて速い、テクニックのある選手」

によるモノでした。

 

デカい!強い!速い!幼少期三種の神器は通用する?~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~ (ameblo.jp)

 

センターラインよりやや前、右目でボールを受けたこの選手

少し大きめのDFをスピードとテクニックで抜き去り

サイドを突破。

 

 

そのままゴールへと向かい一人で得点⚽

これぞまさに

ポルトガルの小学生年代で輝いている選手の特徴👀

 

 

見ていて、本当に上手いなぁと思いますし、

身体の伸びしろがある分、可能性をものすごく感じますね💪

で、二男は珍しく無得点、1アシストでした。

 

 

 

それにしても、あっとゆーまの今シーズン。

思い起こせば、9月にスタートし

まずはFIFAの壁にぶつかりました。

 

 

ようやくプロセスを突破し試合の出場資格を得られたのは12月。それからわずか半年余り、本当にたくさんの経験が出来た、短いようで中身の濃い長い6か月間でもありました。

 

プロセス突破!! ~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~ (ameblo.jp)

 

 

日本では3月から4月になる時に学年が変わる

という節目はありますが、

言うなれば、昨日の今日で毎日日々は続いて行きます。

ゆえに、節目を感じにくいのが実情だと思います。

 

 

 

一方のポルトガルでは、あと1か月ほどすると、完全にオフ。

約2か月、チームでの活動はなくなります。

 

 

2か月後、再合流と言うタイミングももちろんありますが、

選手によっては、カテゴリーが変わったり、移籍したり、

と言うこともあります。

 

 

それゆえ、大好きなこのチームで出来るのももう最後。

そう思うと、親の立場でもいろいろと思うこともありますね。

 

 

まだ少し早いですが、

日本人と言う、ここでは珍しい我々を受け入れ、

いつも親切に明るくかかわってくれたチームの関係者には

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

心からありがとうございました!!

 

Muito obrigado!!