好きこそものの上手なれ
大好きなコトだから
もっと向上したくなる
大好きなことだから
勝手に一生懸命になれる
大好きなことだから
続けられる
このブログでは主にサッカーについて
記していますが、
何にだって共通していることだと思います。
育成段階におけるコーチの役割って何でしょう?
・技術を伝えること
・戦術を教えること
・人間教育をすること
などなど、いろいろあると思いますし、
きっと、どれもその通りなんだと思います。
でも、最初の数行に立ち戻ると、
結局は、
その動機が作られないと伸びていかないんだと思います。
つまり、選手が
サッカーを楽しいと感じられること
サッカーを好きになること
これがあることが大前提なんだと思います。
すなわち
コーチの役割として
・選手のモチベーションを高めること
も大きな要素の一つであると思います。
一枚の写真があります。
これは、毎週の公式戦、試合前のモノで
これがその写真です↓↓↓
このブログで何度も触れていますが
ポルトガルの公式戦は
まさに「プロと同じ」です。
試合が始まる前、
選手たちはロッカーに入り、
ロッカールームは、こういう状況で選手たちを迎え入れる。
自分が選手で
これを目のあたりにしたらどう感じるでしょう?
おそらく誰もが
スイッチが切り替わり
高揚感に包まれ
やる気が漲ってくるんじゃないかと思います。
選手になることを夢見る子どもたちに取ったら
もう最高の瞬間ですよね。
そして、
目指す場所がよりクリアになり
身近に感じ
次のステップへとつなげる原動力
になっていくんじゃないかと思います。
ポルトガルのコーチたちは
こんな風にして
選手たちのモチベーションアップ
につながることを何気なくしてくれています。
自身の経験でも感じますが
コーチをしていると、ついつい先を急ぎ
ボールコントールや
パスの使い方
シュートの仕方
など
技術的なことや戦術的なコト
にフォーカスをあててしまいがちです。
ですが、
こんな風にして選手たちの
気持ち、モチベーションの部分にアプローチする
こういうことが本当に大切なんだということを
ポルトガルに来て感じさせられました。
日本では
ロッカーがある場所で試合をすることがほとんどないので
同じ環境を作ることはもちろん難しいですが、
選手たちの
やる気や向上心を引き出す
ためにどんなことが出来るか。
そういうことを考え、工夫し、実行していくこと
これも育成段階の指導者には非常に重要なことだと
気づかされました。


