TV放送スタイル⚽ ~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

  W杯も終わり…

 

 

毎日、興奮、感動、人によってはたまに怒り、

 

いろいろなものをくれたWorld Cupもついに幕を閉じてしまいました。

 

とはいえ、ここポルトガルでは、母国と兄弟のようなブラジルが敗戦した時点で早々と閉幕したような静けさに包まれていましたが…

 

 

 

まぁそれはさておき、まずはアルゼンチン代表、36年ぶりの優勝おめでとうございます🎉

 

ちなみに、実はこれ開幕前のAIによる優勝予想でドンピシャで当てられてたって知ってました?

AI恐るべし…

 

 

 

 

さてさて、今回のWorld Cup。

 

ポルトガルで毎日放送見ていて、ここではホントにサッカーが文化なんだなぁ、と感じました。

 

その理由は、テレビ放送中に出てくる各種スタッツ。

 

ボールポゼッションや、シュート数、コーナーキック、フリーキック、ファウル数

 

なんかは、もう定番で日本でも当たり前のデータだと思いますが、ここでは、さらに

 

・Total reception

 (ボールを受けた回数)

 

・Defence line breaks

 (ディフェンスラインを突破した回数)

 

のほか、これらがどちらのサイドか、中盤か相手サイドか

 

など、放送中にたくさんのスタッツが出てきます。

 

この数値だけ見てても、

 

モドリッチがどれだけ引き出しているか

 

メッシがどれだけディフェンスラインを突破しているか

 

などもわかり、ホントに面白かったです。

 

 

ちなみに、日本戦ではあれだけ守備に徹して自分のプレーを

 

犠牲にしているように見えた久保選手が最も多くボールを受けていて、

 

見えにくい活躍があることが分かったのも面白かったことの一つです。

 

 

 

と、こんな玄人にしかわからない情報がサラッと

 

放送されるのも、

 

本当にサッカーが文化として根付いていることの証

 

だなぁ、と感じました。

 

最後に、日本で放送を見ていないので、もし、これが今回のワールドカップのスタンダードの放送で、日本でも同様の情報がでていたらごめんなさい🙇