ヨーロッパ少年サッカー育成事情 ~選手に関わる保護者たち~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

キラキラサッカーはエンターテインメントキラキラ

 

 

「うちの子、試合出てるかな?」

 

「変なプレー、ミスしてないかな?」

 

「なんでもっと自分でいかないんだよ!」

 

 

なんて、子どもの試合を見てて思ったこと、おそらくほとんどの方があるんじゃないかと思います。

 

 

でも、ポルトガルでは

 

 

たとえ子どもの試合であろうが、一言でいえば、

 

 

「サッカーはエンターテインメント⚽」

 

 

と捉えているようで、とにかくみんなその瞬間を楽しんでいます。

 

 

どういうことかというと、保護者たちはみんな子どもたちのサポーター

 

 

しかも、ひたすら背中を押す良い意味でのサポーターなんです。

 

 

だから、大きな声で応援する📣歌うルンルン踊る音譜

 

良いプレーをすれば、みんなで拍手👏

 

ゴールを決めればみんなで大喜び笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

時には、ブブゼラ📢(懐かしい!)なんかも登場します!!

 

 

逆に明らかなミスがあったとしても何も言わない

 

 

というか、そもそも意に介していない、といった感じ。

 

 

 

 

だから、子どもたちはいつもまったくミスを恐れず自分のプレーをしています。

 

 

どんなにドリブルが下手でたくさん奪われても、何度も何度もチャレンジします。

 

シュートを何本外しても、次こそは!と迷わず打ちます。

 

大きく外した時は、保護者達みんなで笑ってます笑

 

 

 

 

そして、試合が終わった後には、結果に関わらず笑顔で選手を迎えますバイバイ

 

 

試合後、保護者達のところに子どもたちが来て、一列に並んだ保護者達にみんなで順番にタッチ👋

 

 

これが、試合後の習慣です。

 

 

 

 

勝っても、負けても笑顔で子どもたちを迎えます。

 

もちろん勝ったときは、みんなで喜びます。

 

でも、負けても笑顔で迎え、時には10-0くらいの大敗をしても結果には何も言いません。

 

だから、子どもたちは試合後、どんな結果でも生き生きと保護者達のところに来てくれます。

 

 

「サッカー楽しかったぁ!!」

 

 

を、表情から、弾む足取りから、全身から感じ取れます。

 

これが、次につながるエネルギーになるんですね。

 

ポルトガルの保護者たちは、子どもたちに

 

 

”熱”

 

 

ではなく、

 

 

”光”

 

 

を与える素晴らしいサポーターたちなんです。