私は電話でセッションを
させていただくことがあります。
人や内容によってやり方を変えるので、
一概には言えませんが、
多くの場合、リーディングとコーチングの
中間の様なセッションになります。
そのセッションを通じて、
私たちは本当に愛を持って見守られ、
導かれているのだなぁ
と感動ことが何度も何度もあります。
お客様のガイドさん達の深い愛と導きに
心を打たれるのです。
皆様にもそれを知っていただきたいなと思い、
この記事を書くことにしました。
（個人情報を含むため、
ちょっと漠然とした書き方になっています）
私はセッションの時間内で
できるだけ話を深めるため、
また、全く先入観がない状態で
上からのメッセージを聞いておくため、
セッションに入る前に、
軽くカードリーディングを
しておくことが多々あります。
その時つながらせていただくのは、
お客様のガイドスピリットとハイヤーセルフ
です。
先日も電話セッションの依頼を受けていた
Hさんと仰る方に
事前にリーディングをしていました。
事前にご相談内容について
何もおっしゃらなかったので、
私が知っていたのは
Hさんの名前と住所の一部のみ。
リーディングでは
しつこいぐらいはっきりと同じメッセージが
でてききました。(珍しいことではない)
Hさんはきっと前世からのご縁がある
男性との間に起きた深い悲しみに関して
ご相談があるのだなと確信していました。
個人的なことが特定できないように
詳細は省きますが、ざっくりと概要だけ言えば、
- 過去生からのパターンにはまっているパートナーとの関係が終わっている、完結しているので、手放し、去っていかせる時が来ていること
- 大きな悲しみがあるのに、そこを見ないようにしている。この痛みの根まで入っていき、非難することも、自分を憐れむこともなく、あるがままの痛みを体験することで、Ｈさんにとって大きな変容のチャンスとなること
- 悲しみ、孤独、裏切られたという気持ちから自分を癒し、休む必要がある時期であること
- これから拡大していくためには、これまで避けてきた最悪の怖れに向き合うこと
というメッセージでした。
ところが当日、
電話でつながったＨさんは、
元気一杯の口調で、
一見全く関係ないような
ご相談内容を口にされるのです。
私は、降りてきたメッセージに
かなり確信を持っていましたが、
全く関係のないようなご質問内容に、
「はて、どうやったらつながるんだろう？」
と一瞬戸惑いました。
そして、少しずつＨさんに
メッセージを伝えながら、
質問を重ねていったのですが、
徐々にでてきたのは、
過去に終わっていた不倫相手のこと、
そしてその方との間にできた
お子さんのことでした。
Ｈさんは、
思いがけずその話がでてきたことに
内面かなり驚き、動揺されながらも、
勇気をもってお話ししてくださいました。
お相手とのことは数年前に終わっていたけど、
本当はまだ立ちきれない
痛みや想いがあったこと。
このセッションがある数日前に
彼から久しぶりに連絡が来て、
かなり動揺した自分がいたこと。
赤ちゃんのことは堪え難い罪悪感と
深い悲しみが今も消えず、
絶えず涙を流していたこと、
自分を許せなかったこと、
などを話してくれました。
Ｈさんは、表面上は他のことを聞くために
セッションを申し込んでくださったのですが、
(もちろんセッションではそちらにも触れました)
本当の問題はそこではなかった。
（その問題の根っこにあった問題が他にあって、
そちらを先に癒すことで、その上の表面上の問題も
自然に良い方向に行く、という意味。結局はそれらの問題も、根本の問題を解決していくことで、自ずと良い方向に向かっていく）
Ｈさんのガイドさん達や
Ｈさん自身のハイヤーセルフは、
辛すぎて、その真の問題に向きあったり、
セッションのような場でさえ
そのことを話すことはできないＨさんに
なんとかそこに向き合って
次に進んで欲しかったのでしょう。
罪悪感から自分を許し癒すなんて
考えられなかったHさんに
そうでないことに気づいてほしかった。
それでこのセッションに申し込ませておき、
Ｈさんに蓋をしていた悲しみや痛みを
実感させようと、
セッションの数日前に
彼から連絡を入れさせ動揺させ、
一方では、私にはっきりと事前に
メッセージを伝えてきてくれたんですね。
他にも要所要所にガイドさんたちの導きを
特に深く感じたセッションでした。
そして…
おそらく過去生から何度も
同じ不健全なパターン（抑圧される関係）
を繰り返してきていた
Hさんとそのパートナー。
今生でもまた同じカルマのパターンに
はまっていたのを、そこから卒業しようよって
気がつかせるために降りてきてくれた魂。
全く可哀想な存在ではないこと。
Hさんが罪悪感を抱かずに
前を向いてくれることが、
その魂の喜びになること。
そんなお話をさせていただきました。
翌日いただいたHさんからのメールには、
| 「こんな自分を癒すなんてって思う反面、 |
| そしたら通勤電車でも、 困ってしまいます(-_-;) 私はまだ、こんなに悲しかったんだって 驚いてます。」
とありました。 ちゃんと悲しみを外に出せるようになったから、 もう大丈夫だと思います |
もちろんHさんだけでなく、
他のセッションでも
こういったことは多々あります。
それだけガイドさん達って、
本当にその方に必要なことを
厳しさと愛を持って、
その方が向き合えるタイミングで
向き合わせてくれる。
ものすごい忍耐力と愛を持って
見守っていてくれる。
私は、彼らがそれを伝えようと思わなければ、
そんなことを知る由もありませんから、
すべては彼らのおかげなのです。
それを仲介させていただく
道具役をさせていただくたびに、
そんな尊いものを見させていただくことに、
私も感謝の気持ちが止まらなくなります。
もちろん、何も言わない愛というのも
ありますから、それはそれで
またやっぱり私達の成長を
一番に考えてくれてる。
そういえば、Hさんのメールには
こんなことも書いてありました。
| 「あれだけ色々なことがわかるなんて対面でなくて良かった！と今は思ってます(^_^;)」
最初は対面をご希望だったのですが、 タイミングが合わず、 電話セッションになっていたのですね。 でもセッション中は、 どれだけ動揺しても、涙を流しても、 いいのです。
あと、不倫、中絶など、 世間的によくないものとされていることを 罪悪感として持たれている方は、 こちらが核心をつくまで、 そのことをお話しされない人が本当に多いです。 でも、宇宙的には不倫が悪いとか、 中絶はかわいそうとか、 そういった概念はないようですよ。 （それを一律肯定しているわけでもありませんが、 その話は長くなるし、誤解も受けそうなので、別の機会に） 私はそのあたりの固定観念はないので、 それを聞いてジャッジすることはしません。 ですから安心してなんでも話してくださって 大丈夫ですよ。 |
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