それでこの事件は
一件落着したかのように思いましたが、
私の心の探求は続きました
しばらくすると私は
そのひったくり犯にあったことを
ありがたいと思うまでになっていました。
ひったくり犯にあって
怪我一つしなかったことを
幸運だと思いました
そして様々な気づきをくれたこの事件が、
ほんの少しの現金を失っただけで終わった事を、
本当によかったと思える様になりました。
仕事も精一杯がんばりました。
入社後、二つの新規事業の立ち上げを
任されていたのですが、
どちらもプロジェクトを導入した
お客様方に満足していただくことができました。
そうしている間に、
結局会社はなくなることになり、
数ヶ月分の給料の滞納もあり、
社員は全員職を失いましたが、
私はすでに移住することが決まっており、
自分から辞めなくてよくなったので、
ちょうどよいタイミングとなりました。
(入社して一年もしないうちに
何年も待っていたビザがおりることになったので、
どうやって辞めようかと考えていた)
おまけにプロジェクトの成果が認められ、
私の勤める会社がなくなると聞きつけた
顧客企業2社から、
引き抜きの話まできました。
(いずれも一部上場の大企業でしたから、
担当者の意向でその様な採用が
できることに正直驚きました)
結局未払いの給与は全額支払われ、
さらに会社都合の失職ということで、
移住準備をしている間も
失業保険までいただけて、
大変助かりました。



数ヶ月が過ぎ、
ひったくり事件も過去のこととなり、
移住を間近に控えたある日。
警察から一本の電話がありました。
なんとあの時のひったくり犯が
別件で捕まったとの知らせでした。
未成年で、ご両親と一緒に
謝罪したいと言っていると![]()
普通なら犯人の顔なんて見たくありません。
でも高校生だと聞いて、
彼らがきちんと更生できる様に、
協力したいと思い、会うことにしました。
そして、被害にあってかかった費用も
少し上乗せされて全て還ってきました。
警察からは捜査協力の
Quoカードももらいました
ひったくり犯が見つかり、
こうやって全てが返ってくるのは珍しい。
あと1-2ヶ月遅かったら
私は海外に引越していましたし、
この事件の解決すら知らなかったでしょう。
この事件を通して私は、
起きたことを通して、
自分の内を見つめる大切さ
を身を持って経験することで、
それを魂に叩き込むことができた気がします。
あの時、不運を嘆き続け、
犯人を恨み続け、
被害者のままでいるという
選択肢もありました。
実は負のスパイラルは、
その1-2年前から始まっていて、
大変なことが重なっていた時期でしたが、
ひったくりにあい、
私は自分の心のズレに
気がつくことができ、
その負のスパイラルから
脱することができました
仕事でも成果を残すことができ、
気持ちよく旅立ち、
新しい地でとてもよいスタートを
切ることができました。
考えてみるとそれ以来私は、
嫌な職場に出会うこともなくなりました。



日々の暮らしの中で起こる
感情が動かされる出来事の全てを通して
自分の心や精神を見つめ直す作業は、
なかなか難しいことです。
でも10のうち1からでもいい。
その癖をつけ、コツをつかんでいく先に、
アセンションはあるのだと思います。
そう考えると、
アセンション、
あなたの手の内にある
気がしてきませんか?


