みなさん、こんにちは、スピリチュアル ディレクター(スピリチュアル カウンセラー)のイェシュアです。
お盆に入りました。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?喜びに溢れたお盆を、みなさんが満喫していることを切に願います。
さて、今日は、「罪悪感を超越する」ということについて、お話ししようと思います。
私達人間は、多かれ少なかれ、罪を犯します。そして、罪の意識ほど、私達を痛めつけるものはありません。また、罪の意識ほど深い劣等感はありません。そして、罪を犯してしまった過去の記憶から自由な人は、ほとんどいないのではないでしょうか?
では一体どうしたら、罪悪感から自由になる、「罪悪感を超越する」ことが出来るのでしょうか?
罪悪感とは、人間が「人間集団から外されるという怖れ」から来る感情であるように思われます。人間集団から外された人間は、自然界で生き残ってゆくことは出来ません。それ故、罪悪感という感情は、本能的で、とても根深い感情であると言えるでしょう。
では一体どうすれば、この私達の生存本能に深く根差した感情=罪悪感から自由になれるのでしょうか?
それは、"自分の本性は、「永遠不滅の真我」であると看破すること"です。自分を、「滅びるものである肉体」と同一視することから、恐れや不安は生じます。罪悪感も同じです。自分を、「滅びるものである肉体」と同一視するから、「人間集団から追放されるという怖れ」から来る、罪悪感というものに苦しめられるのです。自分自身の本性である「不滅の真我」を忘却し、自分と「滅びるものである肉体」を同一視するから、私達は罪悪感に苦しめられるのです。自分と「滅びるものである肉体」との同一視、ここに罪悪感が発生する大本があるのです。
罪を犯していたら、幸福な人生は生きられません。そして、同時に、過去の罪に苦しめられていても、幸福な人生は生きられません。罪の償いは、罪の償いできちんと果たしつつも、罪悪感が、自分を「滅びるものである肉体」と同一視することから来る"錯覚"であることを洞察し、「罪悪感を超越した」、素晴らしい毎日を、日々送ってゆきたいものです。
それではまた:)
イェシュア