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前回の続き

今日はもうひとつのご相談内容





美しいサビ柄の猫ちゃん

フミちゃん





フミちゃんは赤ちゃんの頃

パパのお腹をふみふみする姿が可愛くて

名前になったくらい

パパが大好きな甘えん坊さんだった。





そんな大好きなパパが急に入院になって

突然会えなくなって

また会える目処がたっていない状況に

息子さん夫婦のもとで暮らすことになったそう。





1日目

フミちゃんに話しかけてみたけど

ただジッと

無言で私を見ていた。





2日目

何も聞かないで欲しい

という感情が伝わってくる





少し日にちを空けさせてください

と連絡させて頂くと

息子さんご夫婦から


今日病院で点滴と

シリンジでご飯を流しいれて貰い

今は家でウトウトしています


とご連絡を頂いた。





次の日の3日目

パパのこと、聞いてもいいかなって言ったら


分かってるわ

みんなが心配してるんだよね


フミちゃんが答えてくれた。





それからフミちゃんは


私、お父さんと一緒にいたいの

お父さんは病院にいるって聞いたけど

いつ帰って来るか分からないって本当に?

もう会えないの?

このお家にはお父さんがいなくて

まだ慣れなくて

ご飯を食べたいと思わないの





フミちゃんパパは息子さんが面会に行くたび


フミはちゃんとご飯を食べているか

可哀想なことをした


と聞いていること、

フミちゃんパパがフミちゃんを想っていることを伝えた。





フミちゃんはその事に答えず

ただ黙っていた。





それから

フミちゃんが窓の外を見つめている時の事

聞いてみた





私がお家で待っていないと

お父さんが帰ってきた時心配するでしょ

だから帰りたいの





息子さんが


お父さんが帰るのは難しいかも知れないこと

お父さんに会わせられる約束が出来ないけど、僕達と一緒に住むことを検討してくれないか


と聞いてみた。





その日は答えはなかったけど


放っておいて欲しかったけど

でもここの居心地は悪くないわ

ありがとう


とフミちゃんは言った。





息子さんにとっても

大切なお父さんへの気持ちを

フミちゃんと同じ気持ちを

少しづつ共有して貰いながら

フミちゃんが自分の中でどうしたいのか

納得や心が決まるまで

焦らず少しづつやり取りを続けて

1週間ほど経った日


まだ一日に一食分くらいの量だけど

急にカリカリを食べだしてくれました

嬉しくて妻と見ていたら


見ないでよ!


って言っているような顔で

いつもの窓辺に行ってしまって失敗しました


と息子さんからご連絡を頂いた。





そしてフミちゃんパパは

緩和ケア専門病院に移り

フミちゃんも面会に一緒に行って

大好きお父さんのお膝に乗って

いっぱい撫でて貰って

ご飯を貰っているそう





私たち人間は無意識に自分が動物たちを

見送れると思っていることが多い





でも、人間も動物も

誰もがこの世に命を授かったその瞬間から

死へ向かっていく





そして、それが何時なのかは

誰も分からない

いつも死と隣り合わせでいる





見送る動物たちの気持ち

残していく人間の気持ち

一緒にいこうとまで決める動物たち

その気持ちを思うと





私たちが見送れることは

残される者として

本当に本当に寂しいけれど





私たち人間が動物たちを看取ることは

当たり前にできることではなくて

幸せという言葉を使っていいのか

語弊があるかも知れないけど

見送らせて貰えたことに

今は亡き旅立った家族に感謝を思った。





そして動物たちにとっても

人間たちにとっても

家族は生きる力になるということを

そのエネルギーは凄いと

改めて感じた。





本日も最後までお読み頂き

ありがとうございます ショボーン

2023/3/21
フミちゃんとフミちゃんパパと息子さん夫婦の記録







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