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罹患や旅立ちや病気の動物と

そして一緒に暮らしてきたご家族さまと

今までしてきた沢山の会話

情熱に任せてお仕事をさせて頂いてきた。





でも、今回はじめてお仕事が苦しいと感じた。





動物たちが人間家族を見送る


人間が先に旅立ってしまい動物たちを

最後まで見送ることが出来ない


ということ…





両方の気持ちに心がギュっとなった。





ひとつは単身者のママさんで

一年ほど前に病気の宣告受け

治療をしてきたが最近状態が思わしくなく

家族ぐるみで親交もあったお友達に

愛犬さんを託せることになったが

わんちゃんがそれをどう思っているのか。

そうすることを許してくれるか。





もうひとつは急な余命宣告を受けた父親の猫ちゃんと一緒に暮らす息子さんご夫婦から

なぜご飯を食べないのか。

ずっとジッと窓の外を見つめているけど

どう思っているのか。





頂いたご相談内容に

お話ができるまで数日かかるかも

とよぎった。

動物たちとご家族さまが静かに過ごせますよう、今回はお写真とお名前の漢字を伏せて書かせて頂いています。





ひとつめの子は

シーズーの女の子

アイリちゃん




アイリちゃんママの願いは

自分が生きているうちに

お友達のお家で過ごすことに慣れて欲しい

というものだった。





アイリちゃんは頑なに嫌だと言った。


ママ、どうしてなの?

アイリを置いてくの?

アイリがママを守ってあげる

ずっと一緒にいてあげる

だからアイリは嫌だよ

置いていかないで





アイリちゃんママが言った。


ごめんね

ママ、どうしてもアイリと離れなくちゃいけないの

どうにか一緒にいたいけど

どうにもならないの

多分ね、お空に行くの

アイリを見守れるけど

会えなくなっちゃうの

入院するからお家にもずっと居られないの

〇〇ちゃんならアイリを大切にしてくれる

そう思えたから試してみるのはどうかな

とっても優しくてアイリを可愛がってくれるよ





アイリちゃんは少し黙って


嫌だよ

ママがアイリのママでしょ…

アイリ一緒にいる

一緒にいく


って言った。





その日の話し合いはここまでにした。





数日間通院しながらアイリちゃんを託したい

お友達のお家に行ったり

ずっとお家に居られないことや

お別れしなくてはいけないことを

毎日少しずつ

アイリちゃんママは伝えた。





5日後、入院までの2日前

もう一度話し合いをした。





アイリちゃんママが言った。


この数日アイリの顔を見ていて

私が頑張れるかぎり一緒にいれる日を作ろうと思いました





アイリちゃんに

ママの病院ではアイリちゃんが動物病院に入院した時のように一緒に過ごせないこと

一時退院がOKが出た時は一緒に過ごすこと

病院の入口に出られたらお友達がママの所に連れて行ってくれることを伝えた。





アイリちゃんは納得は出来ていないけど


分かった


って一言だけ言った。





本当は分かりたくない

ママと一緒にいれないことも

居なくなることも

よく分からない

でも嫌だと言っても行くことになると

どこかで分かっているような

そんな感覚が伝わって来た





アイリちゃんはお友達のお家で

初日はご飯を食べずジッとほぼ動かず

次の日の夜中から

少しだけ食べ始めたそう。





話し合いから1ヶ月

今はアイリちゃんはアイリちゃんママと

面会が出来なくなってしまったけど

ママの匂いのするタオルの上で過ごしながら

ご飯も食べてお散歩も出来ているそう。





アイリちゃんママも

最後まで治療をすると決めて


もう一度アイリに絶対会う!


と治療に専念している。





もうひとつはまた次回書かせてください





本日も最後までお読み頂き

ありがとうございます ショボーン

2023/3/9

アイリちゃんとアイリちゃんママの記録








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