まっつんのブログ。 -2ページ目
池井戸潤が書く箱根駅伝
これは読まざるを得ませんでした。
箱根駅伝、そして学連選抜を
描いた小説に
堂場瞬一の《チーム》があります。
こちらも名作です。
この《俺たちの箱根駅伝》では
学連選抜の動きに加え
箱根駅伝を放送するテレビ局の
目線が描かれています。
それを池井戸潤が書いています。
間違いなく面白いですよね。
特に興味深かったのは
学生連合の監督である甲斐。
陸上から離れ、大企業のエリートととして
活躍していた彼が、抜擢されます。
強い非難を受けながらも
動じることなく、寄せ集めのチームを
高みへと導くヒーローとして
描かれています。
コースの特性や難所についても
細かく描写されていて
箱根駅伝ファンも納得する
クオリティです。
春、戻る
読み終えました。
主人公は女性
突如として、自分より年下の
おにいさんが現れます。
不可解な状況に戸惑いますが
おにいさんの不思議なキャラクターに
少しずつ打ち解けていきます。
登場人物も魅力的です。
主に主人公の女性、その婚約者
そして謎のおにいさん。
その3人の掛け合いが
クスッと笑えます🙂
おにいさんは何者なのか?
どうして親切(おせっかい)を
やくのか?
その謎が最後に明かされます。
素晴らしい作品でした🌸
この表紙が気になって
手に取りました。
主人公は20歳過ぎの男の子。
高校生の頃にイジメにあい
そこから引きこもりの生活を
していました。
堕落した生活をしている彼を
支えていた母親が
突然姿を消します。
途方に暮れますが
一枚の年賀状を頼りに
長野県にいる祖母の家まで
向かいます。
そこには、認知症になった祖母と
義理の妹がいました。
それを機に
引きこもり生活がガラリと
一変します。
その3人が
弱さを補いながら
一つのことに取り組みます。
それについての描写も細かく
応援したくなります。
彼らのひたむきな姿に
周りの人達も応援し
励まし合います。
面白かったです🌳

